どうやって飾る?壁を傷つけずにフォトパネルを飾る方法とは
フォトパネルを賃貸物件で飾るときに、画びょうや釘を使用しても問題ないのか悩んでいる人もいるでしょう。そのほかのアイテムを活用してフォトパネルを飾る方法があれば、できる限りオーナーに迷惑をかけずにインテリアを楽しみたいものです。今回は、壁に傷を付けない方法もいくつか紹介します。
虫ピンや専用のフックを使う方法が一般的
小さい傷で済むように配慮する気持ちが大切です。虫ピンや専用のフックを使用すると、壁に与えるダメージが小さくて済みます。
虫ピンを使用する
賃貸物件でフォトパネルを飾るときは、壁に穴を開けたくないものです。そこで一番おすすめできる方法が、虫ピンを使用してフォトパネルを飾ることです。ネジのように大きな穴が開かないので安心して使用できます。
また、フォトパネルは木製で軽量のものを選択すると、安定して壁に掛けられるでしょう。準備するものは虫ピンとフォトパネルのみです。ハンマーやドライバーは不要です。フォトパネルの裏に紐が付いているので、作品を飾るときは虫ピンに紐を引っかけると良いでしょう。
この際、左右に作品が傾かないように気を付けます。ポイントは、虫ピンを2箇所平行に留めるようにすることです。1か所のみ留めると時間が経過すると、左右のいずれかに傾く可能性があるので注意しましょう。遠くからフォトパネルを見てみると、左右の傾きに気づきやすくなります。
専用のフックを使用する
フックは壁に大きな穴が開くので、使用したくないと考えている人が多いでしょう。専用のフックを使用すると、壁に開く穴の大きさを最小限に留められます。安定して壁に飾れるのでおすすめです。
賃貸物件に画びょうや釘を使うのはあり?
画びょうの傷は浅いので問題ないケースが多くなっています。しかし、釘は穴が大きくて深いので、状況により原状回復義務を負うことになります。ただし、安易に自己判断するのは禁物です。オーナーに確認と相談を忘れずに行いましょう。
原状回復義務とは
賃貸物件で生活を始めたときの状態に戻すことと認識されていることが多いですが、実はそのような意味ではありません。原状回復義務とは、部屋を借りた人の故意や過失などによって生じた傷や汚れを元の状態に戻すことを指します。
住まいは年数が経過すると劣化が進行するので、生活を始めたときの状態に戻すのは困難です。つまり、生活を送るときに自然と生じた傷や汚れには、原状回復義務が生じないことになります。
画びょうを使用した場合
フォトパネルを飾るときに画びょうを使用した場合は、原状回復義務が生じません。この程度の穴であれば、通常の生活を送るときにできた傷というように認識されているからです。
釘を使用した場合
釘を打つときは穴が深くなります。また、穴も大きくなるので、画びょうと比較すると目立つようになるでしょう。そして、壁紙の内側にある下地ボードの張り替えが必要であると認識される場合があるので、そのような状況であれば原状回復義務を負います。
オーナーに確認する
賃貸物件を借りるときにオーナーに確認しましょう。原状回復義務を負う場合は、費用の負担額なども確認しておくと心の準備ができるでしょう。安易に自己判断しないほうが賢明です。そして、自分で壁紙をカスタマイズするときも、事前にオーナーに相談しましょう。ボードを張り替えるときの費用の目安は5~10万円程度です。
壁に傷をつけたくない!傷つけずに飾る方法は?
3つの方法を紹介します。壁を傷つけずに飾る方法があるので参考にしてください。
立てかける
壁に穴を開けずに立てかける方法があります。A3サイズのフォトパネルを壁に立てかけるだけでも良い雰囲気になります。壁面に飾りたい人は参考にしてください。また、壁に立てかける方法だけではなく、床に直置きする方法もあります。
床のフローリングを傷つけたくない人は、ラグを敷いてその上に直置きしてみると良いでしょう。この際、ラグは季節に合ったものを選択しましょう。それに合わせてフォトパネルのデザインも変更すると、室内のインテリアのバランスも良くなります。
粘着剤を使用する
壁を傷つける強力な粘着剤は適していませんが、剥がせる両面粘着剤を使用しましょう。ただし、重たい壁画を壁に貼り付けるときは、床などに落下してしまう可能性があるので、使用するときは十分注意してください。大きさが小さいフォトパネルや軽いフォトパネルは、四隅を両面粘着剤で固定すると問題なく飾れるでしょう。
ホッチキスを使用する
穴をほとんど目立たないようにしたい人におすすめの方法です。軽いフォトフレームであれば、チキンネットを使用して飾れるようになっています。
まとめ
画びょうや釘を使用しなくても、インテリアを楽しめるようになっています。画びょうを使用したときは傷が小さいですが、釘は傷が目立つようになるので、できる限り使用を控えましょう。どの程度の傷であれば問題ないのか知りたい人は、オーナーに確認してください。また、原状回復義務が発生するとすれば、どの程度の費用を負担することになるのかシミュレーションしましょう。壁に傷を付けないでおしゃれを楽しめる方法もあるので、ぜひ取り入れて見てください。