フォトパネルの種類にはどんなものがある?選び方のポイントを解説
家の壁にフォトパネルを飾ると一気におしゃれな雰囲気になり、気になる人も多いのではないでしょうか。本記事では、フォトパネルの種類や製品の仕様タイプについて、印刷方法の種類と特徴を紹介しています。思い出の写真をフォトパネルに残したい人や部屋の雰囲気に合ったフォトパネルを作成したい人は参考にしてください。
フォトパネルの種類
フォトパネルとは、プリント写真をスチレンボードに貼って作る板状の写真のことです。素材もスチレンボードや木製パネルやアクリル板などに貼りつけるもの、板やパネルに直接印刷するタイプもあります。
写真フレームがいらなくそのまま壁にかけたり、直に置いたりして気軽におしゃれにお気に入りの写真が飾れるのです。製造の工程や素材によって6種類に分かれます。
フォトパネル
光沢紙やフォト光沢紙など印画紙をパネルに貼ったもので鮮明さが魅力です。
キャンバスプリント
写真を印刷した帆布が絵画用の木枠に張られているもので、耐久性に優れていて絵画の印象になります。
木製パネルに写真を貼りつけたタイプ
銀塩写真プリントが貼られています。
メタルパネルタイプ
軽量アルミパネルに写真を貼ったものと、アルミパネルに直接印刷したものがあり、半永久的に色あせない・軽量で丈夫な特徴です。
発泡スチロールパネルタイプ
発泡スチロールパネルの両面に粘着シートがついていて簡単に写真を貼って壁にも貼れます。
アクリルパネルタイプ
アクリル板に直接写真を印刷したものです。
フォトパネルの魅力
フォトパネルは縁がないため、軽く簡単に飾れます。立体感があるため写真の存在感が増し、あなたの部屋をよりおしゃれに演出してくれるでしょう。素材や手軽さなどを考慮しながら、あなたの部屋の雰囲気に合ったフォトパネルを選んでみてはいかがでしょうか。
製品の仕様は3タイプに分けられる
フォトパネルの種類やサイズの次に決める製品の仕様について、3タイプ紹介します。大切なフォトパネルをより美しく、保護してくれる効果があるので参考にしてください。
アルミフレームオプション
パネルのふちにアルミフレームをつけることで、見栄えがよいだけでなく、傷つきやすい角の保護や反り返し防止になるメリットがあります。アルミフレームなしの写真パネルとアルミフレーム枠のドライマウントの2つ種類から選択。フレーム部分による文字切れやデザイン切れに注意して作成しましょう。
パネルの厚み選択
パネルの厚みは、5mmと7mmの2種類から選べます。見た目はほとんど変わりませんが、時間が経つにつれて多少の反りが発生する可能性があるため、厚い7mmのほうが反りの可能性を減らせるでしょう。
ラミネート加工オプション選択
印刷面にフィルムを貼ることで、表面の保護など耐久性が増し、高級感もでる加工です。ツヤなし(マットラミネート)とツヤあり(グロスラミネート)の2種類からラミネート加工を選びます。
ツヤありラミネートの場合は、色がより鮮やかに見え光沢感があり、ライトなど展示場所によって乱反射を防ぐことや落ち着いた印象をイメージの場所では、ツヤなしがおすすめです。
印刷方式の種類と特徴
フォトパネルの印刷方式はインクジェット印刷と銀塩プリントの2種類あります。それぞれの特徴を紹介しましょう。
インクジェット印刷
画像ファイルでインクを微粒子化して液状や固体のインクを微粒子化して、パネルなど製品に直接吹きかけて印刷する方法です。家庭のプリンターでも使用しているポピュラーは印刷方法なので、聞き慣れた人も多いでしょう。
なお、UVインクジェット方式は、凹凸のある素材には使えませんが、乾燥が早く次の工程に進めて便利です。また、インクジェット昇華転写方式は、熱をかけて生地にデザインを転写させる方法です。
色の再現性が高く、生地の風合いを大切にできるという魅力があります。印刷が落ちにくいことやコストが安いのも選ばれる理由です。
銀塩プリント
銀駅プリントとは、紙全体に発色する薬品が塗られている印画紙を使い、光を照射することで紙に塗られた薬品が発色する方法です。写真屋さんでネガフィルムの画像を「現像」することが銀駅プリントになります。
グラデーションのつなぎ目ないため、なめらかできれいな仕上がりが魅力です。また、防水性や耐久性もインクジェック印刷に比べると優れています。思い出をきれいに末永く残すためには、銀塩プリントがおすすめです。
コストや耐久性を考えながらあなたに合ったフォトパネルを部屋に飾って、すてきな思い出とともに過ごせると毎日が幸せにあふれるでしょう。
まとめ
写真が一気におしゃれになるフォトパネルは、プリント写真をスチレンボードに貼って作る板状の写真のことです。フォトパネルの種類は、フォトパネル・キャンバスプリント・メタルパネルタイプなど製造の工程や素材によって6つに分かれます。
素材や手軽さなどを考慮しながら、あなたの部屋の雰囲気に合ったフォトパネルを作成しましょう。種類やサイズのほかに、アルミフレーム・パネルの厚み・ラミネート加工の3つの仕様を選択でき、より耐久性に優れ、フォトパネルをきれいに残せるのでおすすめです。
また印刷方式は、コストが安いインクジェット印刷と防水性や耐久性が優れている銀塩プリントの2種類あります。